ノスラーなるものを作ってみる
先日、暇な友達と暇なのでラーメンを作ろうということになった。
目指すはノスラー。
いわゆる「ノスタルジックなラーメン」ということだそうです。
定義はよくわかっておりませんが、まぁ昔ながらの醤油ラーメンってことでしょう。
ということで鶏ガラを入手したかったんですが、ガラって意外と売ってないんですよね。
なのでこちら
丸鶏。どーんと。
まずはこれを捌いてガラ、皮、可食部に分けます。
ガラを下茹でして野菜や焼豚なんかと一緒に炊きます。
この辺は適当ですが、今回は家にあった昆布と椎茸で旨味追加。
焼豚が煮えたら表面焼いてカエシにつけます。
カエシはシンプルに醤油、味醂、化調、野菜を一煮立ち。あと余ってた鰹節も投入。
鶏皮は香味油に使います。鶏油にネギ、にんにく、唐辛子などの香りを弱火でじっくり移していきます。煮干しを少し加えてしまった。だんだんノスラーから遠ざかっている気がするけど細かいことは気にしない。
パリパリになった鶏皮はポン酢と刻みネギと和えておつまみにしました。ビール飲みながら作ってるのでおつまみが欲しいところだったんです。
さてさて、麺を打ちましょうか。
今回は春よ恋100%、加水率40%の細麺です。
ふるいにかけて水回し。
少し休ませたら足で踏んでまとめてまた休ませます。
うちには製麺機がないのでパスタマシンで伸ばしていきます。
100均のバナナスタンドを活用するといいと教えていただいた。
確かに使える。
一番細い幅でカットしていきます。
麺完成です。
打ち粉をしてタッパーに入れておきます。
ほんとは数日熟成させるといいらしいのですが、まあ時間がないので3~4時間ほど放置しておきます。趣味なのでその辺はいい加減です。
ちなみに余った鶏の肉はフードプロセッサーでミンチにして鶏餃子にしました。鶏だけだと味が淡白になりすぎるので牛と豚のミンチも少し加えた。
他に入ってるものは白菜、ニラ、大蒜、生姜、ごま油、鶏ガラのもと、味噌、塩、胡椒を適量です。適量って便利な言葉。この組み合わせ美味しいのでオススメです。
焼き餃子と水餃子。水餃子は黒酢と胡椒で。美味しかったけどやっぱり餃子は牛豚のが好きだなあ。
ラーメン仕上げ。
カエシと香味油をセットして。
諸々乗っけて完成!(工程が忙しすぎて途中の写真がない)
具は焼豚、味玉、ナルト(個人的に必須な気がした)、ネギ、餃子のタネが余ったのでワンタンにしたやつです。このラーメンどんぶりがいい感じでしょう。
これがノスラーかあ。いただきます!
うん旨い。いろんな出汁が効いてるのでノスラーというか普通に美味しいラーメンになっちゃってます。ただ焼豚のぱさつき具合はいい感じでした。
味玉が半熟なのは好みです。
味変で酢を入れてもさっぱりしてて美味しかった。
ご馳走さまでした。楽しかった。
家族旅行、伊豆の記録
先日、家族(母、祖母、弟)で伊豆に家族旅行に行ったので、(主にご飯の)記録を。
我々は車も免許も持ってないので(私はペーパーだし)旅行に行くときは車以外の方法です。
今回は祖母の希望でバスにしました。
本当は移動中にお酒が飲みたかったのだけれど、まあバス安いしね。
移動にお金をかけずに食事にお金をかける作戦です。
修善寺でお昼ご飯。山菜のお蕎麦とわさび丼の定食を食べました。
わさび丼は鰹節の乗ったごはんに香りのいいわさびをたっぷり混ぜ込んでいただきます。
わさびはそんなに辛くなくて美味しかった。
というかこの旅行、食べるわさびがいちいち美味しかった。
修善寺からはまたバスにのって土肥温泉へ。
チェックインを済ませたら少しお散歩しました。
おそらくもう営業してないだろうおんぼろラーメン屋さん。やけにハイカラ。
きれいに並べて干してある梅干しがかわいい。
家族で土肥に来るのはこれで二回目。
前回はビーチで花火をやったんだよなあ。
めちゃくちゃ汗をかいたので宿に戻り温泉に入ります。
学生は夏休みだというのにそんなに宿泊客でいっぱいの様子はなく、大浴場が空いているのがとてもよかった。
夕飯が来るまでの間、地ビールで乾杯します。
アンバーとブラック。気が付いたら色の濃いビールばかり買ってしまう種族。
そして夕飯。部屋食なんて久しぶり。
刺身盛り。ぷりぷりの手長海老が贅沢ですね。
この旅行のメインその1、伊勢海老
蒸していただきました。マヨネーズが用意されていたけど普通にレモンと塩で食べるので充分幸せの味がしました。
奥に見えるのは土肥の地酒。辛口すっきり。
この旅行のメインその2、鮑
踊り焼きで頂きました。問答無用に美味しい。この鮑を独り占めできるという贅沢よ。バターがあればもっと良かった…と思ってしまうのは脳が溶けてるからです。
角煮
私好みの中華っぽい味付け。
桜海老の釜めし
美味しかったので帰りに桜海老を買って帰るほど。釜めしはおこげが最高。
そしてカニのあら汁。
ほっと安心する味。甲殻類の出汁のいい香り。
さすがにおなかいっぱいです。
おなかいっぱいだというのにすぐさま朝ごはん予想をはじめる食いしん坊一家。
旅館では思い切り時間を気にせずだらだら過ごす派です。
翌朝、早くに起きて温泉にはいって朝ごはん。
写真を撮り忘れましたがあじの干物、納豆、海苔、お味噌汁、お刺身など大体予想通りでした。
普通のマグロの山掛けがすごく美味しかったのはわさびが美味しいからだろうか。
しっかりとした朝ごはんを食べると、自分がちゃんとした人間であるかのような感じがします。
この日はとくにすることも決めてなかったのですが、バスにのって恋人岬まで行ってみました。
言わずもがなカップルだらけです。
まあまあ険しい山道を上ります。
祖母は80超えてるはずですが、一日二万歩あるいたり、しょっちゅう友達と山に登るというアクティブなばあさんです。
私より足腰が強い。
この鐘を三回ならして愛を誓うらしい。
長い階段を上ったり下りたり…
曇っていて富士山が見えなかったのが残念。
まあ雨が降らなかっただけ良しとしよう。それにしても暑い。
下山してソフトクリームを食べる。
わさびソフトが気になったけどだれも食べる勇気出ず…。
このお店の店長はこの子らしい。
土肥に戻ってお昼ご飯。
やはり食べるなら魚だろうということで下調べしていた定食屋におじゃましました。
インテリアのように置いてあった古い製麺機にテンションが上がる。
これは何式?製麺機だろう…かっこいい。
定食屋なのにいろんな単品を頼んでビール飲みながらシェアするスタイル。
カサゴの唐揚げ。もちろん骨までバリバリ完食しました。一匹千円なのでカサゴにしては安い。というか全体的にリーズナブルなお店。
あさりバター醤油。バターと醤油の組み合わせを考えた人は天才に違いないですね。身が大きくてぷりぷり。
キンメの煮つけ。煮つけがとにかく好き。身がほろっほろで柔らかくて美味しすぎる。
海老天丼。大きめの海老にスタンダードな味付けのたれ。弟、これにあさりのバター醤油たれをかけて食べてた。美味しいに決まってる。
ごちそうさまでした。
帰る前に足つぼを刺激する人々。花時計の周りを囲うように足つぼロードが。
私は痛すぎて無理でした。
たまには家族でゆっくり温泉旅行もいいですね。
2019夏の宴
その辺に落ちてた酔っ払いを集めて美味しいごはんとお酒を愉しむ会のことです。
この日は前日から仕込み。
宴のたびにここぞとばかりにラーメンを作りたがる友人が今回も前日から何やらスープを炊いていました。
ラーメンに関しては私は麺を打つのみ笑
練りこみパスタは初めてで、水分が多すぎたかな?と思ったけどきちんと乾燥させたら大丈夫でした。
ローストビーフは寝かせる時間も欲しいので前日に。
コンフィは当日の朝、オリーブオイル、ニンニク、塩、胡椒、ローリエでマリネして65度で四時間低温調理しました。
砂肝を調理したのは初めてだったけど、大した下処理もいらず簡単だったのでまたやろう。
タコとホタテのセビーチェ。野菜と魚介を適当な大きさに刻んでオリーブオイル、レモン、ライム、塩、胡椒でマリネするだけ。簡単で美味しい、前菜に。
玉ねぎ、セロリ、人参などをみじん切りして牛肉と炒め、赤ワインで煮込んだらトマト缶、粉チーズ、ローリエ、牛乳を加えて水分をある程度飛ばします。もっといろんなスパイスとか入れても美味しかったんだろうけど酔っぱらってて忘れてたよ。
でもこれすごく好評でうれしかった。今まででいちばんうまくいったかも。
ビール、白、赤ワインはもちろん、日本酒やジン、ウイスキーなどどれも美味しかった。
自己紹介的な何か
はじめまして。
唐突にブログをはじめてみました。
主な趣味はご飯(作るほうも食べるほうも)とお酒(飲むほう)です。
料理は手間のかかったものが好き。
最近は製麺や低温調理に手を出しています。
特にパスタが好き。というか麺類全般が好きです。
いま欲しいものは鰹節削るやつです。
削りたての鰹節で猫まんましたい。
作った料理や行ったお店などをつらつらつづっていきたいと思います。
以下、最近作った料理など。
このように日々楽しんでいます。
麺の写真ばかりですみません。
普通の料理も一応つくりますよ!
というわけで今後もちょこちょこ更新していけたらと思います。
更新頻度に自信はありませんが…
よろしくおねがいします。